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屋根と軒と斜線制限の話④(一条工務店グランセゾン)


ikkeinoie.hatenablog.com

 の続きです。

 
2階屋根のパラペットをスレートに変更したいけど、その為には「部屋の天井を35cmぐらい下げないといけない」ということで変更を諦めかけていた私たち。

しかし、屋根全体の高さを上げることで天井下げを回避することができる可能性があると聞き、設計士さんに費用等を含めて確認依頼を出していました。

 

そして先日、その結果が出ました。

 

パターン① 天井を下げる場合

改めて、実際にどれくらい下がることになるのかを計算してもらったところ、なんと、想像していたよりも下げ幅が小さくて済むとのこと!

曰く「外壁から半マス分、壁の一番下がる部分で15cmですね」

 

言葉ではわかりにくいのでイメージにして見ました。

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おぉ!これなら下がってると言ってもそんなに気にならないんじゃないでしょうか。

ちゃんと計算してもらってよかった。

というか、斜めに下がるんですね(当たり前)。
てっきり右の図のように床と平行にどーんと下がると思ってました・・・(笑)

なんにしても、これぐらいなら天井が下がっても問題無いと思えました。

 

パターン② 屋根全体を上げる場合

まず、屋根自体を上げることは可能、しかもオプション費用等はかからないということでした(今までの打ち合わせの経験から、なにかイレギュラー対応をするときは基本費用がかかっていたので驚きです)。

しかも、パターン①で天井の下げ幅が元の想定よりも小さくなったことと同様に、上げるとしてもわずかで済むので外観の意匠性に大きな影響は無さそう。

であれば!

と思ったんですが1点懸念事項が。

どうやら自治体によって三階建て扱いになってしまう可能性があるとかで(条例かなんかで決まってるんですかね?・・・)、そうなると多額の費用が発生してしまうとのことでした。

ということで、建築予定地で実際にどうなるのかを確認してもらうことに。

うーん、なかなかスムーズにいかないですね。

 

ただ、方向性は確定しました。
屋根全体を上げることを優先し、もし費用がかかるようなことになるならば部屋の天井の一部を下げ、いずれにしてもスレート屋根に変更することにします!

 

 

 

そんなこんなで、次回の打ち合わせが最終仕様確認の予定です。

色々と考えてきたつもりではありますが、本当にこれでいいのかという心配があるのも正直なところ・・・。

最後の最後まで気になるところは営業さんや設計士さんに確認して後悔が無いようにしたいと思います。

 

 

(余計なこととは思いますが)これをお読みいただいている方も、少しでも気になることがあれば営業さん設計士さんに確認することをお勧めします。

そして確認の際は、正確な回答を要求する方がよいでしょう。

「だいたいこんな感じですね」「○○円ぐらいになると思います」という答えが返ってきたときには、「実際にいくら(何㎝、何円など)になりますか?」と計算してもらいましょう。割と違う時があります。

 

例えば予算の話だと、いっけい家の担当営業さんは基本的に予算は多めに見積もるスタイルの人です(一条工務店の営業の方って大体そうなんですかね?)。

実際に私が資金計画を見ている中で、諸費用の部分で気になる金額があったので「これなんでこんなにかかるんですか?内訳をください」と依頼したところ、単に多めに予算をとっていたため実際の費用は30万円ぐらい少なくなるということがありました

というように、かかる可能性が少しでもある費用は全て入れてくれているので、当初の予定よりオプションを追加したいっけい家ですが、予算総額が最終的に下がるという結果になりそうです。

 

まぁ注文住宅の建築では「思ったよりお金がかかった」というお話もよく聞くので、当初計画より予算が下がる分には悪いことでは無いとは思いますが、最終仕様確認や着手承諾のあとに予算に余裕があることが分かったとしたら、逆に「それならあのオプションを採用しておけばよかった」となることもあるでしょう。

 

ですから、予算・見積もりを含め、情報は打ち合わせの度に正確に出して貰っておくことが大切だと思います(私たちは打ち合わせが無くてもLINEで依頼していました)。


お読みいただきありがとうございました。

このブログが何かの参考になれば幸いです。