MENU

【計画編】わが家のこだわりポイント①【一条工務店グランセゾン】

いきなりですが、NHK Eテレの「考えるカラス」という番組をご存知でしょうか。

f:id:ikkeisan:20211018204628p:plain

考えるカラス | NHK for School

「科学の知識」ではなく、自ら課題を見つけ、観察し、仮説を立て、実験し、その結果をもとに考えるという「科学の考え方」を学ぶ新しい科学教育番組。

 

こちら、私の大好きな番組なのですが(ほんと大人も楽しめるので、ぜひ見てみてください!)考えてみると、我が家の家造りにおいても似たような手順を踏んでいることに気が付きました。

 

観察(情報収集)→ 計画(仮説)※今ここ → 実験(建築後の検証)→ 考察

 

ということで、「観察と計画」のSTEP①と「実験と考察」のSTEP②に分けて、我が家のこだわりポイントを紹介していきたいと思います。

 

さっそくいきましょう。

まずはSTEP①の観察&計画編です。

 

 

こだわりその1 ほぼ全ての戸が引き戸

こだわりレベル ★★★★☆

オプション費用:0円

 

わが家の戸は玄関とリビングの間のハイドアと浴槽のドアを除きすべてが引き戸です。

f:id:ikkeisan:20211018214437j:plain

※赤が引き戸、緑が開き戸

 

わが家は延べ床面積が約30坪と、お世辞にも広いと言えません。

ゆとりのないスペースを有効に活用するためにというのが一番の理由です。

まとめると、

 

仮説(計画)のポイント

①開き戸に比べてスペースを有効に活用できるハズ(無駄なスペースができない)

②エアコン1台でのなんちゃって全館空調(後述)を目指しているため、引き戸にすることにより全閉、半開、全開で部屋への空気流入量を調整できるハズ。

③吹き抜けがあり、音が響くと言われている中で引き戸にすると開き戸より遮音性が落ちてさらに音が気になる(かも)

※プラスの仮説が青文字、マイナスの仮説が赤文字です。

 

 

こだわりその2 玄関にセカンド洗面

こだわりレベル★★★★☆

オプション費用:228,300円

 

こちらは最近の流行りとも言えるでしょうか。

帰宅後にすぐ手を洗えるようにスペースを確保しました。

採用したのは、リクシルの「どこでも手洗い」という商品です。

f:id:ikkeisan:20211018205703j:plain

LIXIL | 洗面化粧室 | どこでも手洗

 

結構な費用がかかってます。

ここまでかかるなら造作でもっと安くできたんじゃないかと後に思ったりしましたが、ショールームに行って気に入ったものだったので良しとします。

カウンターの奥行きが300mmとコンパクトなので、すっきり収まることに期待しています。

トイレの手洗い器も兼ねていますので、手洗い器のコストが浮いたと思えば、まぁ・・・。

 

仮説(計画)のポイント

①帰宅後の手洗いがスムーズになるハズ。

②すっきりとしたデザインによる空間を圧迫しないハズ。

③デザインが好みなので、帰宅のたびに見てテンションが上がるハズ。

④ハンドソープの置き場に頭を悩まされそう。

⑤子供が手を洗うとそこら中に水が飛び散りそう。

 

こだわりその3 軒の長さと色

こだわりレベル★★★★★

オプション費用:0円

 

ずいぶん前にも書きましたが、軒の長さについてはこだわりました。

軒天は木目で、色はイエローブラウンを選びましたので、この軒の部分を見せることでいい雰囲気(漠然!)を出せたらという思いです。

f:id:ikkeisan:20211018204952j:plain

 

仮説(計画)のポイント

①軒を長くして軒天を見せることでデザイン性が向上するハズ。とにかくこれ。

②日射遮蔽ができる、かも(おそらく構造的に2階の南側だけ)。

 

 

こだわりその4 吹き抜けと木目天井

こだわりレベル★★★★☆

オプション費用:0円

 

オープンステア部とあわせて6畳ほどではありますが、わが家も憧れの(大げさ?)吹き抜けを採用しました。

f:id:ikkeisan:20211018214835j:plain

そして天井クロスには一条工務店標準の「IC-2015(たぶんこの番号、自信無いです・・・)」を選択しました。

f:id:ikkeisan:20210101085802j:plain

※クロスの写真が無かったのでこちらは別メーカの商品です(イメージとして)。
設計士さんにこの写真を見せたら「標準クロスで同じようなのありますよ」とのことだったので、こちらに似た標準クロスを採用しました。

 

仮説(計画)のポイント

①木目クロスは木目クロスでも、あえて和風なデザイン採用することで他と一味違うぜって感じを出せる、かもしれない。

②あわよくば、チラリと見える軒天との一体感が出ていい感じになる、かもしれない。

③とは言え、幅が違うのでアンバランスになってしまうかもしれない

④ダウンライト不採用(スポットライトのみ)なので、部屋が暗く感じるかもしれない

 

この部分はネット上にもあまり情報が無かったため、少し弱気です・・・。

 

 

つづきます

 

 

【2021年9月10日(上棟40日目)】引き渡し日が決定しました【一条工務店グランセゾン】

f:id:ikkeisan:20211011074017j:plain


(前回の記事)

 


着工がいつからなのか

 

上棟日はいつなのか

 

引き渡しはいつになるのか

 

この辺りはスケジュールとして気になりますよね。

特に「引き渡し日」は引っ越しや諸々の手続きに影響してきますので、段取り魔の私としては早く決められないものかと常に気にしていました。

 

最近は事あるごとに営業さんや監督さんに聞いていたにも関わらず、なかなか明確な回答を得られないままだったのですが、上棟40日目の今日、引き渡し日が確定いたしました。

 

わが家の引き渡しはーーーーー

 

11/20(土) !

 

 

10:00から!

 

 

上棟から数えると、110日

基礎着工からだと、142日

契約書にサインしてから・・・なんと、397日!

 

いやー、改めて見ると結構日数がかかるもんですね・・・・。

(i-smartだと上棟してからの日数はもう少し早いんでしょうか)

 

 

また、うちの場合は完了検査前に一部外構工事を入れないといけない関係もあって他の方よりも日数がかかってしまっているってのもあるんでしょうけどね。

 

いずれにしても、引き渡し日が気になる方は監督さんにしつこく訪ねてみると良いかと思います。

スケジュールを調整しながら、多少の希望は聞いてくれるかもしれません。

 

土曜日の引き渡しを希望していたわが家も、最初は11/27(土)で提案された(この日だったら確実に大丈夫、というようなニュアンスで)のですが、仕事の都合もあって「なんとか早まらんもんですか」と相談したところ1週早い日にしてもらうことができました。

 

工事や検査が終わらない限りは引き渡しもできませんが、割と余裕を見てスケジュールを組んでいることもあるようですので、叶う叶わないにせよ予め希望を伝えておくのがベターですね。

 

 

さて、無事引き渡し日も決まったところで、色々と準備を進めようと思います。

 

 

ちなみに引き渡しまでのスケジュールはこんな感じです

 

9月下旬   住設工事

10月初旬 大工工事完了

10月中旬 クロス工事

10月下旬 照明・水回り工事

11月初旬 竣工検査※一条工務店による検査

     外構工事(一部)

11月中旬 完了検査※指定確認検査機関による検査

11月22日 引き渡し


わが家では外構を一条工務店の提携外の業者さんにお願いしているのですが、完了検査のためにやっておかないといけないことがあるため、引き渡し前に一部分のみ工事に入る形になります。
※通常、提携外の業者だと全て引き渡し後の工事になると聞きました。


建築現場には月に1度ぐらいしか足を運べませんので、今からもう一度計画段階でこだわったポイントなどを整理して、引き渡し後に実際どうなったかを比べられるようにしようと思っています(これを読んで頂いている方にも何か参考になれば・・・)。

それでは。

【2021年9月4日(上棟34日目)】久々の見学とハザードマップの話【一条工務店グランセゾン】

(前回の記事)


この日は、約一か月ぶりに新居見学に行ってきました。

 

f:id:ikkeisan:20210927160718j:plain

 

先ずは外観ですが、1階部分にタイルが張られていました。

垂れ幕がかかっていたので、残念ながら私が好きな軒の具合を眺めることはできずです。

 

 

この日は天気も悪かったので外観はそこそこに中に入りました。

さほど大きな変化は無いな、と言うのが正直な感想です。

 

f:id:ikkeisan:20210927161352j:plain

ただ、全体的にすっきりしたな印象ではあります。


進捗としてこの一か月の間に床暖房が敷かれてフローリングの施工も終わっているのですが、その辺りは養生されていて見えませんのでどうしても変化に乏しく感じてしまいますね。

 

f:id:ikkeisan:20210927161631j:plain

こちらは床暖房施工時に監督から送ってもらった写真です。
他の方のブログではよく「銀世界」として紹介されていますが、私たちは直接見ることはできませんでした。

 

 

f:id:ikkeisan:20210927161508j:plain

吹き抜けにはFIX窓がはめ込まれていました。

ただ、今回も吹き抜けの全貌は拝めず、お預けです。

 

1か月も空いていたのでもう少し変化があると思っていたのですが、着実に工事は進んでおりそろそろ引き渡し予定日が決まりそうです。

 

うちの場合は完了検査までに一部の外構工事が必要とかで他の方より若干引き渡しが遅くなるようですが、11月中には引っ越せそうな感じです。

 

 

これからネットだったり火災保険だったり色々と決めて行くわけなんですが、火災保険に関連して少し土地の話をしたいと思います(工事慎重に大きな変化がなかったので・・・・)



私たちが家を建てている土地なんですが、実は夫婦ともども縁もゆかりもなく、ある程度エリアを絞りつつ予算等の条件に合致して購入したという経緯があります。

 

ですので土地勘なども全く無かったわけなんですが、購入にあたっては色々と情報を集めて決定しました。

特にハザードマップの確認は、昨今の異常気象の多さから確認が必須とも言えると思いチェックしておりました。

 

そして今回、実際にハザードマップの情報が役に立つことを目の当たりにしたのです。

 

この日は、いわゆるゲリラ豪雨が数時間のうちに何度か降り注ぐような天気でした。

新居見学の後に妻と娘が幼稚園の説明会に参加していましたので、私は息子を車に乗せたまま近隣をグルグル回っていたのですが、所々で浸水している箇所に遭遇しました。

 

f:id:ikkeisan:20211005073908j:plain


写真ではわかりにくいかもしれませんが、道路だけでなく右手の住宅の土地にも浸水が広がっています。(ちなみにこの右の住宅、新築分譲中の物件です・・・)

 

後日確認したところ、ハザードマップ上で浸水リスクの表示がある箇所から非常に近いことがわかりました。

f:id:ikkeisan:20211005074232j:plain

※少しずれています(実際はこれより交差点寄りが浸水)が、おおむね一致する位置でした。


【結論】

ハザードマップは軽視してはいけない

ハザードマップ上の災害エリアと実際の被災エリアは必ずしも一致しない

・可能であれば様々な状況下(晴れの日、雨の日、昼、夜)で現地を確認しておく

 ※ただし、危険が伴う場合は避ける

 

と言うところでしょうか。

火災保険の契約では水災補償をつけるかつけないかで保険料が大きく変わります。

また補償条件にも色々あるようですので、この辺りはしっかりと考えて決めたいところですね。

 

何かの参考になれば幸いです。

 

 

ーー

偉そうに言いつつ私たちは夜の暗い時間の現地を見たことが無いので、外構のライティングをどうするかを決めかねていたりします。

ストリートビューで昼夜の切り替えとかできたら最高なのになぁ・・・)

【2021年8月24日(上棟23日目)】気密測定(一条の家=iPhone?)【一条工務店グランセゾン】

(前回の記事)

 

大工工事がスタートしてすぐにお盆に入ったため工事の進捗はあまりなく、上棟23日目に気密測定を行い、その結果を監督からご連絡頂きました。

 

f:id:ikkeisan:20210927122319j:plain

 

早速ですが結果発表です。

 

わが家のC値は

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

 

0.6!

 

f:id:ikkeisan:20210914084259j:plain


セゾン・タイプはC値0.61が平均みたいなので、まぁ、普通ですね(笑)

 

 

f:id:ikkeisan:20210914090102j:plain

iシリーズだと、平均が0.59なので、残念ながらそちらには若干及ばずです。

(画像は一条工務店HPよりお借りしています)

 

 

前回の棟梁さんの話を踏まえると数値が全てじゃないとも思うんですが、やっぱりいい数値が出た方が嬉しいですよね。

他の方のブログを見ると0.3とか0.2という数字が出ているので、やっぱり正直ちょっとうらやましい気もしてしまいます。

 

あと、この結果についてはもう一つ残念に思うことがありまして・・・。

実は、妻の友人が少し前に家を「アイ工務店」で建てており、気密測定の結果がなんと0.5だったそうなんです。

 

ま、負けとるやないかーい。

 

勝負するものではありませんが、少なくとも気密性においては一条工務店の独壇場というわけでは無さそうです。

 

というか、恐らく家全体の性能なんかもそうなんだと思います。

 

一条工務店「高性能」というワードでパッケージされた商品や、値引きをしない売り方などが私のような者に刺さり、さらに一部の熱狂的なオーナーが情報を拡散していくことで一部誇張(または受け手の思い込み)されて伝わっているというのもあるのでしょう。

 

どなたかが一条工務店の家iPhoneに例えておられましたが、言い得て妙だと感じます。

 

あ、決して一条工務店やオーナーさんを否定、批判している訳ではないですよ。

ただ、もし、この記事を読んで頂いている方の中に、

 

「もともと一条工務店しか考えていない」

「インスタで見た一条の家に憧れた」

「ぶっちゃけよくわからないけどすごいんでしょ」

一条工務店の性能がナンバーワン」

 

等と思っておられる方がいましたら

ぜひ、一度は他のメーカーさん等を見て頂いてもよいと思います。

 

と言うのも、一条工務店でしか叶えられないことってほとんど無いと思います。

(例えば一条工務店の代名詞たる全館床暖房なんかも、他の工務店さんや設計事務所さんにお願いすれば似たようなものができると思います)

もちろん、他メーカーにも同じことが言えます。

 

とは言え、メーカーには特徴や得意・不得意があるので、自分の必要とする設備や性能、デザイン等に合致するところで建てるとお得になる感じです。

 

福袋ってお得じゃないですか、でも要らないものがあるなら、本当に欲しいのもを個別に買った方が安くなったりしますよね。

たぶんそんな感じです(無理やり例えたかっただけ・・・)

 

とにかく、比較検討は大事ですね。

自分たちが何を重視するのか、しっかりと整理しながらのお家づくりが一番後悔が少ないのではないでしょうか。

 

色々述べましたが、我が家が一条工務店の「家は性能」に完全に絆された家庭の一つであることに間違いありません。

【2021年8月7日(上棟6日目)】大工工事スタート・棟梁からの話【一条工務店グランセゾン】

(前回の記事)

 

大工工事がスタートしたタイミングで現場見学に行ったのですが、その際に棟梁から色々話を伺うことができました。

 

棟梁さんは一条工務店の家を建てて20年とベテランもベテランの方でした。

見学大歓迎!」と自らおっしゃられるように、構造のことや他のハウスメーカーとの違いなど色々と教えてくれます。

聞いていないことまでどんどんお話してくれるので、正直「(もうちょっとゆっくり家の中をみたいのに・・・)」思っていました(笑)

 

そんな棟梁さんの話の中で、とても印象に残ったことがいくつかありますのでご紹介します。

 

一条工務店の柱は4寸の無垢材を使っている

住宅性能評価や断熱、気密がどうだとかの話は聞いたことがあったのですが、建材についての話は今まであまり聞いたことが無かった(もしくは聞いても覚えていなかっただけかも・・・)気がします。

 

棟梁曰く「一般的に3.5寸(1,050mm)の柱が使われていることが多い中、4寸(1,200mm)柱というのは一条工務店としての拘りの表れだろう。

無垢材を使うことによるメリット・デメリットはあるが、大工として、少なくとも自分は無垢材で建てる家、そして在来工法で建てる家が好きだ」とのこと。

 

完成した家を見ただけでは柱のことまで知ることはなかったかと思いますし、棟梁の職人さんとしての意識を知ることができました。

 

また「家は建てて終わりではなくそこから時間をかけて馴染んでいくため、木の収縮等でクロスに隙間ができたりすることがあるが、2年目点検あたりの木が馴染んだタイミングぐらいでしっかり補修してもらうといい」とも伺いました。

 

家にもなんだか「命」が宿っているような、そんな感覚になるお話でした。

 

(後から見ると、工事進捗報告書にも柱についてちゃんと書いてましたね・・・)

f:id:ikkeisan:20210914080826j:plain

 

 

②性能を過信しすぎない

棟梁曰く「耐震等級3を取得、構造的にも地震に強い家ということに間違いはない。

ただ、大きな地震が来た時に倒壊しないということであるため、仮にそのような地震が来た際はちゃんと避難するように」とのこと。

 

日本では地震に強い家というのがアピールポイントとして打ち出されていることが多いと思います。

一条工務店でも、ホームページには

【「ここにいれば大丈夫」という安心とそのまま住み続けられる強さを目指して】

という記載があります。

性能を重視するその姿勢は私たちが一条工務店で建築を決めた大きな要素でしたので、特に信頼を寄せている部分です。

 

棟梁さんはそこに対して過信するな、言ったわけです。

聞き始めは「(え、性能否定?てか監督の前でそんなん言っちゃうの・・・)」と思いましたが、これは案外大事なことだと気づき思いました。

 

棟梁はあくまで、100%じゃないんだよ、と言ってるんですね。

例えば樹脂サッシについても、

「他メーカーが最近になって取り入れ始めた樹脂サッシ、一条工務店は以前より先駆けて使っているのでその扱いにも慣れているし、性能は間違いない。

ただ、100%結露しないわけじゃない。結露するときはする。その時はちゃんと拭き取ってね」と。

 

一条工務店施主の中には、私のように

一条工務店の家の性能は他のメーカーの追随を許さないぐらいすごいんだ!」と。

 

本当は 一条工務店の性能が  80点、他メーカーは75点 なのに 

勝手に 一条工務店の性能は100点、他メーカーが50点 だと 

どこか思い込んでしまっていることがあるような気がします。

※点数はイメージです。

 

高性能なのは間違いないとして、全てにおいて快適性や安全性が担保されると考えてしまうのは後のギャップにも繋がってしまうので、少し気を付けた方がいいなと思いました。

 

③吹き抜けは落下事故に気を付けて

我が家も吹き抜けを採用し、2階には腰壁が設置されます。

棟梁曰く「腰壁から下を覗き込もうとして転落する子供が結構いる」とのこと。

 

「2階にいる子どもを呼ぶ際には、階段の中断ぐらいまで上がってから声をかけた方がいい」とおっしゃっていました。

結構強くお話になられてたので、気を付けるべきポイントとして覚えておくようにしました。

 

他にもご近所づきあいの仕方だったり学校の話だったり、建築とは直接関係のない情報もたくさんお話して下さるような、気さくながらも職人としての拘りや誇りと気安さを兼ね備えたそんな棟梁さんでございました。

 

家ってほんと色々な人が関わって造られていくんですね。

 

それでは今日はこの辺で。

次回は気密測定の結果について記す予定です。

【2021年4月(着工待ち期間)】dekitaⅠで自宅の模型を作ってみました【一条工務店グランセゾン】

遡ること4月、着手承諾を終え7月の基礎着工まで暇を持て余していた頃のことです。

 

以前、積水ハウスで家を建てた友人から「引き渡しの時に家の模型をもらったよー」と写真を見せてもらったことがあり、その完成度の高さに「積水ハウスで建てればよかった!」と本気で思わなくもない気持ちが芽生えたことを思い出しました。

f:id:ikkeisan:20210906121518j:plain

こちらがその模型。何度見ても完成度が高すぎる・・・!

 

いいなー、欲しいなー、担当さん作ってくれないかなー。

と思っていたのですが、一条オーナーの情報発信基地とも言えるインスタを見ても模型を作ってもらったという情報はありません・・・。

 

仕方ない。作ってくれないのならいっそ自分で作ってしまおう(ちょうど暇だし)と思って色々調べていると、

フジプループ高専有限会社さんの「dekita」という完全オーダーの住宅模型キットなるものがある様子。

ie-mokei.com

しかも思っていたよりも安価。

さらに詳しく見てみると、間取り検討の際に使っていた「マイホームデザイナー」のデータがそのまま使える模様。

これは僥倖。

念のため妻に確認をとって(我が家は小遣い制ではないので、必要なものを必要な時にお互いに確認をとって購入しています)、「dekitaⅠ」を発注!

 

データを入稿して10日ほどでキットが到着。

早速作ってみました。

f:id:ikkeisan:20210906115919j:plainf:id:ikkeisan:20210906115942j:plain

 

ブログで書くと思っていなかったので経過写真を全然撮っていませんでしたが、基本パーツを切り離して組み立てるだけだったので、トータル3~4時間程で組みあがりました。

 

f:id:ikkeisan:20210906120010j:plainf:id:ikkeisan:20210906120255j:plain

トミカはもちろん展示場で頂いたものです(笑)

 

ケースはこちらを使いました。

 

積水ハウスの模型の品質には遠く及びませんが、いい感じにできたんじゃないでしょうか。

外構が決定したらそれに似せて作っていこうと思います。

 


計画が終わり、着工を待つ期間って意外と暇になってしまうかと思います。

そんな時に模型作りいかがでしょうか。


住宅の完成に向けて、より一層イメージも膨らみましたよ。

 

 

※使用した間取り作成ソフトはこちらです。

【2021年8月7日(上棟6日目)】大工工事スタート・自作パース図との比較【一条工務店グランセゾン】

上棟が無事に終わり、大工工事がスタートとのことで早速現地に行ってみました。

 

f:id:ikkeisan:20210907113731j:plain

家の形ができています!

 

 

そう言えば以前、屋根の軒について記事でも書きましたが、どうでしょうか。

 

f:id:ikkeisan:20210907113809j:plain

 

ふむ、いいんじゃないですか。

このアングルの、この重なって見えるところとかととも好きです。

早速お気に入りポイントができました。

 

足場がとれるのが待ち遠しいです。

 

 

 

さてその後は監督と棟梁さんに案内してもらって、中を見せて頂きました。

 

せっかくなので、図面とマイホームデザイナーで作成した立体画像を並べて比べてみます。

 

f:id:ikkeisan:20210909074725j:plain


一階キッチンからの視点です。

キッチンはオープンにせず、子供たちの様子が見えるように」との妻の要望を踏まえた間取りです。

概ねイメージ通りになっているのではないでしょうか。

 

カップボードがまだ置かれていないせいか幾分広く感じました。

 

 

f:id:ikkeisan:20210909075120j:plain


リビングドアあたりからの視点です。

吹き抜けがまだ見えないので、開放感や明るさを感じることができず。

また、階段の傾斜が想像していたより強く、こちらは思ったより狭い印象を受けてしまいました。

吹き抜けによってこの印象が覆ればいいのですが・・・といったところです。

 

 

 

f:id:ikkeisan:20210909075445j:plain

洗面室からLDK方向への視点です。

この向きに奥行きを感じさせたかったので、フローリングの方向もこのようにしました。

写真ではまだ壁が無いのと、実際はキッチン横にダイニングテーブルが入るのでもっと圧迫感は出てしまうでしょう。

 

 

f:id:ikkeisan:20210909075727j:plain

 

最後は二階に上がった腰壁あたりから吹き抜けへの視点です。

腰壁と窓枠の設置がまだなので、とても広く感じました。

グランセゾンはi-smartのような大きなFIX窓が設置できないので実際は連窓になります。

 

入居宅訪問をさせて頂いたお家では窓の先に空しかなく、非常に開放的な景色が広がっていましたが、我が家は残念ながら隣家との距離が近いので空一色とはいきません。

 

ただ、私の計算が正しければ1階リビングから見上げた窓の先は綺麗な空になっているはず・・・!

f:id:ikkeisan:20210910073724j:plain

(天井クロスと軒天の色にもちょっとしたこだわりがあります)

こちらも実際にどう見えるか今から楽しみです。

 

と言うことで、一通り現場を拝見させて頂きましたが、建築中の家の中に入ること自体が初めてだったのでとても新鮮でしたし、計画時のイメージと比較していくのが楽しかったです。

 

強いて言うなら、棟梁がすごく親切で、親切過ぎるが故に色々な話をしてくれるので自分のペースでゆっくり見れなかったのが残念ポイントでしょうか(笑)

ただ、棟梁からの話はさすがなるほどと思うような事も多かったので、その辺りを次回紹介したいと思います。

 

スケジュールの都合で次に現場を訪れるのは10月になりそうです。

その間に太陽光パネル外壁の設置気密測定等が行われるそうなので、1か月弱でどれだけ変化するのかを楽しみにしたいと思います。