家を建てようと思うきっかけは人それぞれあると思います。
- 結婚した
- 子どもが生まれた
- 土地を相続した etc.
私たち夫婦もご多分に漏れず、結婚をきっかけに家を買おうという話になりました。
話は少し遡り、2017年の結婚当初は築40年・エレベーター無し4階建てアパート(マンション?)の4階に住んでいました。
とりあえずは安いところで!という考えで借りた部屋ではありましたが、やはり不便な部分も多く、近い将来妊娠や出産のことを考えるともう少し心配があるねという話から家探しをスタートさせています。
そして色々と見学に行き検討を行った結果、2018年4月に新築分譲マンションを買うことになります。(この時の話はまた別で書き残したい)
はい、そうなんです。
2年前にマンションを購入しています。
注文住宅どころか戸建てですらありません。
実は、今回の注文住宅建築にあたっては購入したマンションを売却するというステップを踏んでいます(この話もまた別の機会に)。
では、なぜそこまでして家を建てたいと考えるに至ったか。
それがこの2つです。
間取りに対しての不満がでてきた
当時住んでいたマンションのLDKの間取りがこのような形でした。
どうでしょうか。
LDKの23畳というのは分譲マンションの中でも広い部類に入るかと思います。
実際に内見を行った際(竣工後の購入だったので実際の部屋を見ることができました)、元々は違う間取りの部屋をを候補にしていたのですが、この広さに惹かれて購入に至ったという経緯があります。
しかし、怖いものでいざ住み始めると慣れが出てきます。
しかもこの間取りの場合、家具の配置上ダイニングとリビングの間がどうしても間延びしたようになってしまいスペースが勿体なくなりがちなのです(もちろん全体的にゆったりはしていていいのですが・・・)。
そして同時に、もう一つ気になることが出てきます。
それが、収納です。
これが家を建てようと思うきっかけの決定打になっていたかと思います。
各部屋にクローゼットがついていたのですが、主寝室のウォークインクローゼットは妻の洋服だけでいっぱいになってしまい、私のものを収納するスペースが無いため空いている部屋の収納に入れている状態でした。(引越し前は主寝室に私の荷物も入れるつもりでした)
ここで改めて思案します。
いっけい家の家族計画では子供が2人です。
いずれはそれぞれに部屋を与えるつもりです。
となると・・・あれ?私の荷物の行き場が無い(今さら!!)
主寝室のスペース自体には多少余裕があるので、タンスや収納ケース等を置けば賄うことはできるのですが、ごちゃごちゃと生活感が出てしまうのが嫌でした。
ここから欲や想像が膨れ上がってしまい、
「LDKを狭くしてその分収納にスペースを作れないか・・・」
↓ ↓ ↓ ↓
「リフォームを検討したがどうも難しそう」
↓ ↓ ↓ ↓
「もっと収納がたくさんある家に引っ越せばいいのでは」
↓ ↓ ↓ ↓
「収納たくさん=戸建住宅!」
今となっては、なんともまぁしょうもない理由(というより最初のマンション購入の時にもっと想像しておけよという話です・・・)ではありますが、このような流れで将来的な戸建てへの住み替えを検討し始めたわけです。
近隣の戸建住宅を見て憧れを感じ出した
もう一つの理由がこちらです。
間取りに対する不満がでてくる前から、戸建てへの憧れは感じていました。
実は私も妻も戸建に住んだことがありません。
実家や一人暮らしも含めてずっとマンションで生活をしてきました。
(何なら私たちの兄弟姉妹も皆マンションに住んでいます)
ですから、当初自宅を購入する際に戸建という選択肢がそもそも無かったのです。
また、私が生まれ育ってきた地域の戸建住宅がいわゆる狭小住宅と呼ばれるものが殆どだったため、
「戸建=三階建て(一階はそのほとんどが駐車スペース)」というイメージだったことも影響していたかと思います。
しかし、購入したマンションに住み始めてからそのイメージが一変します。
都市中心地からは離れた郊外にあったその街は、いわゆる新興住宅地(ニュータウン)と呼ばれる場所で、街並みも美しく、緑があふれ、子育て世帯が中心となって様々なイベントなどが実施されていました。
そしてその美しい街並みの中には、ゆったりとした庭がある戸建住宅が建ち並んでいたわけです。
引っ越しをして落ち着いたころ、散歩がてらにその戸建たちの中を歩き目にして私は初めて思うわけです。
「あれ?戸建ってこういう選択肢もあるの!?」と。
そこには、私が今まで見てきた戸建住宅とはかけ離れた景色があったのわけですから(大袈裟ですがそれほどの衝撃をうけました)。
「こんな戸建だったら住んでみたい」
ここから、いっけい家の注文住宅建築計画が少しずつ動き出します。
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お読みの方の中で、もし今から自宅購入を検討されるということでしたら、今までの経験や感覚だけにとらわれずぜひ幅広くご覧になってみて下さい。
そして具体的に生活を想像をする時間を取ってみて下さい。
生活は未来へ向けて変化していきます。
今だけでなく、先のこともぜひ意識してみて下さい。
(反面教師として)