11月に入り、引き渡しまであと2週間。
竣工検査も終わったとのことで完成した状態の新居の見学に行って参りました。
ところで、皆さんは「施主検査」を行いましたか?
検査の種類について簡単にまとめると、
竣工検査・・・工事完了後に不具合がないか、図面通りに仕上がっているかどうかをハウスメーカーや工務店の担当者(主に監督)が行う検査のこと。
施主検査・・・名前の通り、施主自らが施工状態を検査すること。竣工検査と同時(現場監督と一緒に)行われることが多い。
完了検査・・・建築基準法に基づいて行われる検査のこと。特定行政庁または第三者機関によって行われる。
このうちの施主検査については、必ずやらないといけないものではなく、
わが家の場合はスケジュールの都合もあったのですが
「なんか粗探しをしてるみたいでちょっと気が引けるなぁ」
「引き渡し後でも不具合は直してくれるみたいだからその時にゆっくりチェックしたらいいかー」
という考えから、竣工検査に立ち会う希望は出していませんでした。
ですので、今回の見学も幼稚園の説明会や外構の打ち合わせもあったので、ついでに伺ったような感じでした(今の自宅から新居まで高速で1時間かかります)。
ここで先ほどの質問に戻ります。
皆さんは施主検査を行いましたか?
もし、私と同じような考えで検査をしないと判断されている方がいらっしゃいましたら、
可能な限り施主検査は行った方がいい
というより
単純に工事が終わったら早い段階で一度見学した方がいい。
とお伝えさせて頂きたいです。
工事については、人間の手によるものなのでどこかしらにミスなどは出てくるかと思います。
ミスや施工不良があれば、直してもらえば済む話でもあります。
しかしながら、我が家のように室内に再度足場を組まないといけないようなミスが見つかった場合、引き渡し後だと生活に支障が出てしまう可能性があるのです。
はい、そうなんです。
今回たまたま見学に行った中で、割と大きな施工ミスが見つかったんです。
それは・・・・
天井クロスの向きが違う
いやー、正直目を疑いました(笑)
もしかしたら計画時点で誤っていたのかと思いましたが、確認したところ施工ミスでした。
先にも述べましたが、多少のミスは仕方ないと思っています。
修正可能であれば目くじら立てることも無いかなというのが、私の感覚です。
ただ、天井クロスの補修ややり直しとなった場合、足場を組みなおしたりするので、転居してからだと家具などを移動させたりする必要が出て少し面倒なことになってしまうのです。
わが家の場合、たまたまこのタイミングで指摘できたので、引き渡しまでに完了するということが不幸中の幸いでした。
このように、割と大掛かりな修正や補修を引き渡し後に発生させないためにも、可能な限り完成後に内見しておくのが望ましいと思います。