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屋根と軒と斜線制限の話②(一条工務店グランセゾン)

 

ikkeinoie.hatenablog.com

の続きです。

 

太陽光パネルがピッタリ収まってしまったために軒が出ない外観になっていたいっけい家の計画ですが、その後諦めきれず設計士さんに相談しました。

 

そして、太陽光パネルを増設することで

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おぉぉ!

やっぱりいい!

いいよ軒天!!

 

あと、間取りの打ち合わせが何度か進んだ後なので外観自体少し変わってます。

窓もバランスを考えて設置したので、当初より引き締まった印象になったかと(どうでしょうか?)。

 

 

ただ、軒を伸ばせたのは良いんですが、逆に気になるところも出てきました。

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軒を出すために屋根(太陽光パネル)を南側にずらしたため、北側の陸屋根(パラペット)部分の面積が増えてしまったようです。

 

んーーーー、これはどうなんだ。

 

ちなみに、この部分は道路斜線制限とやらで、完全にふさぐことができません。

【道路斜線制限】

道路の日照や採光、通風に支障をきたさないように、また周辺に圧迫感を与えないように、建築物の高さを規制したルールのこと。 前面道路の反対側の境界線から、一定の勾配で記された線(=道路斜線)の範囲内に建築物を建てなくてはならない。

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また、パラペットルーフは他の屋根に比べてすっきりとしてスタイリッシュになるものの、メンテナンスの必要頻度が高く、放置しすぎると雨漏りの危険性もあると言われているものです。

しかもうちの場合、この部分がパラペットになることで意匠性が高まっているようには思えませんし、できれば何とかしたい。

とはいえ斜線規制はルールなので変えることはできない。

 

そんな中、設計士さんからは「もうちょと軒を出すことはできますよ?」と言われたりもしましたが、

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こうなるとむしろゴミやほこりが溜まりやすくなったり、鳥が巣を作ったりしそう・・・。

 

ということで、結論、ここはスレート屋根に変えてしまおうということになりました。

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これならまぁ、見た目も悪くない(と思う)し、少なくともゴミが溜まるということもないでしょう。

ただ、これまたオプションですって言われてしまっているので、いくらぐらいになるかは見積もりが上がってきたらご紹介したいと思います。

 

 

 

そんなこんなで、外観で唯一こだわった屋根の話でした。